菅田将暉がすごすぎる
あゝ、荒野をみにいった。レイトショーなので比較的空いていてドセンで観ることができた。彼氏と見に行ったよ。
感想としては久々に面白い映画をスクリーンで観た!というのと、菅田将暉ハンパないな!というものであった。
2時間を超える長丁場であるが全然苦にはならなかったし、痛そうなシーンは本当に痛そうに描かれていて、ああもう後半が早く観たい。来週から3週間休みないけど。
新次が笑って話すからっとした不幸と、ケンジを取り巻くねっとりした不幸は対照的で、だから兄弟分の2人の絡みが愛しくなった。鶏肉をキャベツで巻くところのシーンも好き。
それにしても菅田将暉の演技力、本当にすごいとしみじみ思った。叫べる俳優と無言のままで視線を集められる俳優はすごいという持論。
自殺パートの話はどう展開していくのか不思議だけど、後編に期待。生きていく上での「痛み」(ケンジが親父から茶碗?皿?で殴られるところとか、まあボクシングのシーンとか)はあまりにもリアルに痛々しく描くのに、死ぬ彼ら(自殺サークルの会長や男子高校生や新次のお父さん)についてはリアルさが全くないのがまた、考えさせるなあと深読みした。全く抵抗がない、血が出るだけ、首吊りなのに綺麗すぎ?とか。
ちなみにあのドローン、あそこまで高性能だとほんとにものすごく高い。タブレットで顔認識とかついてるとウン千万ものなので、高校生の買える代物ではない。あと新宿のように人の多いところで飛ばすには許可が必要なので結構難しいが、まあそこはご愛嬌なのかなあ。
木下ゆかも、すごーく美人じゃないぶんなんかリアルでよかったな。おっぱいデカかった。エロい体だった。
木下ゆかの家に行くシーン、よかった。耳障りの良い言葉はペラッペラだとしてもよかったね…って、思わせてくれるよね。
親と子の関わり方って実際どんな形であれ多少の闇が含まれているものだと信じてやまないんだけど、捨てられるのか搾取されるのか、新次とケンジはそこも対照的だ。どんな形でも幸せは用意されてるものじゃないんだよなあ。
あとリュウキさん、鉄パイプであそこまで殴られてゆうじを許すかな?全然分かんなかった。後半で分かればいいなあ。新次がゆうじに怒鳴る台詞、「もう俺とお前だけの問題なんだよ!」っていう言葉、いやいや最初からそうだったんだろうけど怒りの素がわかったのはボクシングを始めたおかげか?シンプルにシンプルに〜〜
あとゆーねくね!すごいね!ゆーねくの出資とタイアップ関係、思い切るよね〜〜やっぱ加入者増やさないとなのね。ゆーねくで無料で見られるのも公開劇場少ないのも、うまーく関係してんのかな?地方民は辛いよね、劇場でやってないの……
箇条書きレベルもなってない。
頭の中とっちらかってるなあ。なにより映画はとても面白かった。よいこと!
帰りに入ったおでん屋にメンマがあって、頼もうかと笑ってしまった。